2017年11月3日金曜日

日本医師会雑誌に掲載


上原徹:摂食障害の歴史、病態と疫学.日本医師会雑誌、146巻8号1529-15332017
 
が、出版されました。
  

2017年10月18日水曜日

大学院生が学会発表します

上原研究室の博士後期課程より、2つの学会発表を紹介します


奥野みどり、上原徹:乳幼児健康診査による自閉スペクトラム症診断と関連する乳幼児の行動特性~SACSを改変した乳幼児健診の取り組み~.第6回日本公衆衛生看護学会、大坂、1月、2018

 
相良由美子、上原徹:家族の感情表出(expressed emotion)と知的障害を合併した自閉スペクトラム症児の問題行動との関連.第21回日本心理教育家族教室ネットワーク研究集会沖縄大会、2月、2018
 


 

2017年9月29日金曜日

障がいバブル

障がい支援の委員会で、複雑な心境になった

日常の困りごと、大学生活での問題、、さまざまあれど、、

それは、自己申告あれば、簡単に「障害」としていいのだろうか?

直ちに「障害」と規定することに、鈍感でいいのだろうか?

もちろん、個性や特性にとどまらぬ、当事者のかかえる障壁や齟齬を、

個別に受け止め、可能な限り周囲が支援すること、

エンパワーメントにセンシティブであること、

これはゆずることのできない、

ポリシーであり、児童精神科医としての姿勢である

そうした活動に、仰々しい枠組みをはめ、

障がいを広げることのリスクに気づかぬ虞、

この機に及んで、それにくみすることは、社会性や大人ということばでもっても、

わたしには妥協できない

障がい支援をバブルとせず、

周囲や環境のバリアフリーを優先し、

何より多様性と多義性を尊重するキャンパスこそ、

目指すべき到達点ではないだろうか?

それなく、disorderの意味も解さぬ段階で、

狭隘に「支援」を振りかざすことに、

やはり疑念を持つ

博愛と慈愛の視線だけで、

psychiatric disordersを障害とみなす風潮に、

懸念を抱くこともある

われわれは当事者の苦悩のうえにたち、

毅然と声をあげねばなるまい

目の前の人に、

障がいなどという言葉を超えて、

向き合うすべを、

われわれは、深く見つめたいと願っていることを

2017年3月25日土曜日

夢ナビライブに登壇する予定です

夢ナビとは、大学の先生が、自身の研究内容や大学の紹介をわかりやすく魅力的に紹介したサイトです。メッセージ動画や、30分の講義動画を見られる夢ナビ講義もあります。

大学研究&学問発見のための国公私立大 合同進学ガイダンスを夢ナビライブと言い、7月22日登壇の予定です。

http://yumenavi.info/live/index_pc.html

著作なども紹介されています

http://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g008231

「夢ナビWEB」に、どうぞアクセスしてご覧ください