2010年11月19日金曜日

名言からの追想

「私たちは彼の弱点にはそっと触れるようにしないといけません。欠点は美質と表裏一体なので、欠点という雑草を取り除くと長所の根まで抜いてしまうことがあるのです。(ゴールドスミス)」


この名言を聞いて、

朝、畑の片隅に、濃紫の野草の花、小さく美しく咲いている。

とても抜く気にはなれない。

大事なのは、目をかけて彼らの環境に合わせて手入れすること、でないと野草も宿根草だろうが、混沌としてくる。

勝手に植えかえたりすると、かわいそうな目にあわせてしまう。

朝の庭と名言から、追想する。

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「独りで行くほうがいい。独りで歩め。悪いことはするな。求めるところは少なくあれ。林の中の象のように。」

この仏陀の言葉から

林の中の象、一人で地図なき世界を歩むことは、きびしいものだろう。
勁さ、とは、静かなることか。

2010年11月10日水曜日

最近のつぶやきから、2

朝、校庭で子供たちが、持久走の練習をしている。
自分も小学校の時、柔道を始めた。
道場は、バスで40分かかった。知り合いは誰もいなかったが、続けた。

最初のころ、緊張感や孤独感を感じた。
どういうわけか、慣れていった。スキルなど、なにもなかった。
よわっちかった自分が、あれから少し変わった。

はじめての人たちと出会うなじみない場所で、感じる緊張や孤独、独特のクオリアがあった。
その後の人生で、進学、職場、留学、部署移動、同じ感覚を度々味わう。
自分によって立つ感覚、とでもいおうか。

その時々に、なぜかスポーツがあった。
決して、運動神経は良くない。自信がつくほど、何かにうちこんでもいない。
そして競技は一人ではできないし、一人きりでやってもあまり楽しくもない。
結局は、自分の身体、技術、内面、に拠るしかない。
なんだか、人生につながる。

軟弱な自分は、一つスポーツを続けたことがあまりないが、スキーや陸上、ダイビング、ゴルフ、いろいろと体験し、楽しんだ。
軟弱な自分を知るには、最高の「遊び」だが、自らを知るという危険な機会でもあったのは確かだ。
軟弱らしく、生きていこうという、そんな感覚。

ホモ・ルーディエンス、遊ぶ存在としての、ヒト。
スポーツにも、自己達成、仕事、勝負だけでない、文化としての「遊び」がある。
茂木健一郎氏の言う、偶有の危険、そして可能性かもしれない。

2010年11月1日月曜日

ワークショップのお誘い


今月、大学メンタルヘルスに関するワークショップを開きます

県内でご尽力されている方をお招きし、
連携の第一歩にしたいと思っています

入場無料ですので、
関心のある皆さんの参加をお待ちします