2010年4月26日月曜日

カウンセリング・マインドとは何か?

メンタルヘルス通信で、

「カウンセリング・マインド 3つの理」

について、語ります。



相談されたとき、どう処したらよいのか?

そもそも傾聴とは、何か?、

答えのない問いに、どう向き合うか?



まずは、想像力、について。



以下のページから、配信します。

http://www.lc-japan.com/gu/outside/m_h_tsushin.php

2010年4月22日木曜日

国立のぞみの園を歩いて

季節が変わろうとしている。
寒さと温かさが、あわただしく入れ替わる。
激しい変化の中、植物たちはたくましく芽を広げ、枝を伸ばす。

高崎市にある重度知的障害総合施設国立のぞみの園は、観音山という市を望む高台にある。
広大な敷地の中に、さまざまな草木とともに、寮や施設が点在する。
その診療所で、子供たちや障害を持つ方々の診療のお手伝いをはじめて、2年以上が過ぎた。

お昼休みに時間があると、ゆっくりと園内を歩いてみる。
すれ違う人も少なく、利用者さんの声が寮から響くくらいで、あとは野鳥のさえずりとともに、歩みを楽しむ。
さまざまに入り組んだ道や階段、遥かに望む上毛の山、路傍にテリトリーを争う山野草、夏には子供たちがはしゃいで虫を捕る。

ここでの臨床に、大学病院のような鬼気迫る待合や、5分間診療は似合わない。
ゆったりとした時間と空間が、最大の支援の資源だろう。
なるべく余裕をもって、ご家族と対話するよう心がけている。

園内のひそかな場所に、ある慰霊碑がたっている。
重い障害で先だった子どもたちを、いつくしみ、想い、その親ごさんたちが建てられたという。
この施設の歴史とともに、ひとりひとりの障害や、ともに歩んだ家族の思いが積み重なっている。

厚生労働省の独立行政法人が、事業仕訳の対象になっている。
今度、福島大臣がこの地を訪れ、視察をするという。
障害という言葉の向こうにある、縦横のひろがりや、一つ一つの生きざまを、ぜひ見つめてほしい。

これからの時期、山は桜の後、一気に新録へと向かう。






2010年4月19日月曜日

WorldShift HPより引用 (http://www.worldshift.jp/index.html)

『どうする、この世界を?』

地球的に持続可能で幸福で平和な道に向けた世界的な変化=ワールドシフト
100年に一度といわれる世界規模の金融・経済危機が世界を圧巻しています。また温暖化やエネルギー危機、食糧、水問題、今も続く戦争、テロ、年間約8000万人とも言われる世界人口の増加、 世界的な貧困、ホームレス、飢餓者の絶対数の増加、富める者と貧しい者の格差、富める国と貧しい国の格差の広がり.
相関し合うさまざまなマクロトレンドによって、今日の世界が根本的に持続不可能となり、人類は、現状の社会や環境に関するシステムの崩壊へと急速に向かっています。ノーベル賞受賞者、優れた宗教指導者など世界の賢人による社会提言をおこなってきたブダペストクラブは、 2009年9月9日、「緊急事態にある世界の情勢」(ブダペストクラブ宣言)を、ロンドンにて発表。http://www.clubofbudapest.org/

Earthday2010 WorldShift Forum
ワールドシフトとは、持続可能で平和な世界に向けての変革のことです。参加者はエゴや分断された関係を超えて、それぞれの視点で、ともにワールドシフトを宣言することでつながり、個人の気づきと社会のシフトを促していくことを目的としています。

The Global Marshall Plan
http://www.globalmarshallplan.org/index_eng.html

2010年4月16日金曜日

健康通信倶楽部(上毛新聞社)

健康通信倶楽部という、地元密着の健康案内メディアの取材を受けた。
http://www.jomo-news.co.jp/kenko-tsushin/
職場のうつについて、語った。

群馬大学附属病院と上毛新聞社の異業種コラボレーションだが、
別の視点でいえば、地域心理教育の試みともとれる。

取材に来られた編集長は、真摯なジャーナリスト。
ついつい自分のことをしゃべってしまう、そんな力のある方だった。

少しでも肯定的メッセージが伝わる内容になるだろうか?
期待してまっている。

以前寄稿したページが、ウエッブで閲覧できることを知った

児童青年期の「食」を巡る問題についての解説
http://www.jomo-news.co.jp/kenko-tsushin/kenko00104.html

取材された上毛新聞社企画課長、御山さんに感謝します

2010年4月9日金曜日

マインド・エコシステム

生態系、それをひしひしと感じつつ、私たち生物は存在しているはず。
庭木一つとっても、天候や灌水、ほかの植物との兼ね合いで、枯れもし、花を咲かせもする。
その理由は単一ではなく、目をかけすぎても、かえってよくなかったり。

われわれが働く時、一番大変なのは、実は「こころに処すること」かもしれない
人が集まれば、こころが集まる。
こころは単純ではなく、わかっているようで、一番難しい。

「こころの生態系(田坂広志氏)」ともいうべき、システムの変化
その中で波動のように広がる、善悪の想い
どう処するか?

わかりにくく、難しいから、
マニュアルに頼る、操作主義に走る
でも、それだけでは、壁にぶつかる

田坂氏いわく、ハンドリングでも、管理でもない
そこに在りつつ、マネージする
まずは自分のエゴから、また一つづつ、始めてみようか?