イケメン男優や若い女性たちが、
おしゃれさを強調して演出する
それは、それでよい
ガーデニングと言えば聞こえがいいが、
実際は、草むしり、花摘み、芝刈り、みずやり、剪定、、、土と汗と虫さされにまみれ、地道で丹念な作業の積み重ねである
あれこれ手を出すと、混乱してしまうので、手順や準備も必要である
天候や土の様子、草木の勢いなどに、細かな目配りも、必要だ
時節に応じて、プランターを置き換えたり、植え替えや養生もいる肥料のやりすぎや、なんでも同じような水やりは、いけない
植物の特性になるべく合わせた組み合わせと植え場所、手入れが肝要である
鉢の大きさや根の様子、特性に応じて、土や肥料を細かに調節する
切るところは大胆に、ばっさり風通しを良くする
すっきり剪定すると、勢いよく芽や花がつく
そういえば、祖父も若いころから、菊やつつじなどに精を出していた
生家の庭には、いくつもの植木鉢や、高い庭木があったことを思い出す物置にある噴霧機、ぶどう棚の木陰、サボテンのあるミニハウス
子ども時分、かなりたのしいアイテム達であった
季節ごとに、庭は表情を変える
宿根が芽吹くときの、再開の嬉しさは、言い表せない写真のように、いつもきれいに花が咲いているわけではない
自然には、一期一会の短い瞬間がある
悲しみと恐れを抱きつつも、
私は、やはり、
植物の知識を仕入れ、
想像力を駆使し、
自然かつ魅力的な庭を目指し、時を忘れ、
「庭」に遊ぶ
空間と時間、
目配りと手加減、
全体と部分、
緻密さと大胆さ、
多様性と生命力、
何より育ち、育てることの静かな実感
あなたにも、遊べる「庭」があることを、こころより願う
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