2012年5月18日金曜日

閑話-先輩方とふたたび、同じ職場にて

この春から、大学の先輩E先生がひらかれている病院で、
ほんの少しだけお手伝いをさせていただいています

そこには、かつて研修医時代に教えをいただいたK先生、
若き時代に研究を一からしこんでいただいた恩師のおひとりである佐藤哲哉先生も、
勤務されていたのです
ほかにも、群馬大で病棟をともに運営した後輩A先生も力を発揮されており、
職員のみなさんも、大変生き生きと働いています
E先生の運営方針と努力、副院長をされているK先生のお人柄によるところが大きいでしょう

新潟時代、臨床研究の大変さや意義、世界に向かって発信する醍醐味を、
厳しく鍛えていただいた佐藤哲哉先生に、
しばし不義理をしていましたが、
再び言葉を交わす機会をいただいています

哲哉先生は長らくドイツのミュンヘン大学で教授をされており、
健康問題から帰国して以降、この病院で勤務されておられました
7月から、ドイツにもどられるとのこと、本当に短い邂逅です

急逝した坂戸薫先生とともに、佐藤哲哉グループとして、
それなりに評価されている一連の臨床研究を成し遂げたことは、
わたくしを根底から支えております

あちこち非常勤としてしてかかわることが多いのですが、
管理者やマネージャーの大変さを、つくづく実感します
その人柄や力量で、職員や私たちも、
随分と働きがいや気持ちがかわるものです

声高で立派な主張や、
対立をあおるような批判だけでは、
なかなかついて行けないですね
目の前の職員への目配りや、
先輩後輩との関係を控え目にも大事にすること、
そんなあたりまえの事を、
あらためて痛感する今日この頃です









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