2014年4月4日金曜日

春の庭にて

所属大学の入学式に、参列した

高崎公園のさくらは、うつろいやすい春の嵐に、舞っていた

在校生たちの太鼓が、新入生だけでなく、われわれの心を揺さぶる

この季節、庭の植物たちも、俄かに姿を変える

はやくもムスカリが、紫の花を、ひそやかに満たす

北植えのゆきやなぎは、いちばんにはるの到来を告げる

木々の根元に、クリスマスローズが、年々立派な花を、謙虚にうつむかせる

そろそろ、球根たちが、あらわれいでそうだ

忘れてはいけない、ミモザ、黄色い花、満開

庭のあちこちから、芽吹く

落葉した木々から、芽吹く

また会えた喜びは、形容しがたい

次は、ホスタが葉を、バラが花を、いちごが実を、、、

いま、庭に夕日が差し込む

さあ、忙しい季節がやってくる

学生たちを、育むこと、

土や肥料や、日差しや気候、

そして、期待してみまもる

さあ、わたしも、日々の営みに、向かおう










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