2014年12月1日月曜日

映画 Gravity にみる 自己との対話

ゼロ グラヴィティ(監督 アルフォンソ・キュアロン 2013)

アカデミー監督賞を獲得した、SF映画

見事な映像美、CG、無重力の動き

リアルな宇宙の「ごみ」、と、壮絶なドミノ・トラブル

ほとんどは、主人公ライアン博士のサバイバルする姿をフォローする

が、数少ない、他者とのかかわりのシーン

生存の可能性がつき、静かにあきらめ、酸素のバブルを閉じる

宇宙空間に漂い去ったはずの、ベテランコマンダーが、突如現れる

奇想天外な方法で、意識の遠ざかる彼女に、助言する

子どもを失ったトラウマを超え、今を生ききること、

できる限り「旅」を楽しむこと、すべての可能性を排除しないこと、

マインドフルとでもいうべき状態で、ライアンは、その後訪れる危機に対処する

これは、自己との、集合的無意識との、いや、宇宙との会話

宇宙はスピリチュアルであり、スピリットは、ヒトの精神にある

地球をかみしめる姿は、感動的である





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